フジバカマ

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2024年10月26日

・菊(きく)科。

・学名  Eupatorium fortunei    Eupatorium : フジバカマ属   

fortunei : 植物採集家の     「フォーチュン」さんの

Eupatorium

 (ユーパトリアム)は、 紀元前1世紀の小アジア地方の 「ユーパトール王」の 名前にちなんだもの。

 「ユーパトール王」は、 フジバカマ属の植物を 薬用にしていたらしい。

・開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。

・小さいピンク色の花が たくさん咲く。

・花の色が藤(ふじ)色で、 花弁の形が袴(はかま)のようで あることから、この名前に。

全体に桜餅のような香りがする。

・平安時代の女性は、 これを干した茎や 葉っぱを水につけて髪を洗った。

 また、防虫剤、芳香剤、 お茶などにも利用した。

・葉が3深裂するのが特徴。 ほとんど 別の葉っぱのように見えて、 元は一つの葉っぱ。

・秋の七草のひとつ。

・薬効   神経痛(入浴剤にする)・薬用部位 つぼみがついた全草・生薬名 「蘭草(らんそう)」

・「藤袴  きて脱ぎかけし 主や誰  問へどこたへず  野辺(のべ)の秋風」

   金槐和歌集 源実朝

 

フジバカマ